2010年9月29日
ITに限らないのですが、技術では20年はマジックナンバー。まっとうな技術者ならば20年という数字でわかるはずですが、日本や米国の特許の有効期限が20年。つまりどんな技術も20年経つと、特許という囲い込みから解き放されます。ジェネリック医薬品のように他の企業がその技術を製品に組み込んでもいい。
一例をあげると最近は大規模分散技術であるクラウドコンピューティングが流行っていますが、なぜこの時期にクラウドコンピューティングなのかというと、90年前後にDECを中心に中心にして出願された分散システム絡みの特許の有効期限が切れたから。この次はRDMBSでしょうね。というのはOracleやSybaseなどのRDBMSベンダーの技術競争が一番激しかったのは1990-1995年ぐらい。当然、その時期に大量の特許が出願されているはずで、それがここ数年で切れるのです。おそらくMySQLなどのオープンソース系のRDBMSに有効期限切れ特許の技術を詰め込んだ製品がベンチャーからでてくると思いますし、その性能はOracleなどのRDMBSベンチャーの高額商用製品に近い性能を出せるかもしれません。その意味ではSybaseベースは価値があるぎりぎりで身売りできたことになるし、OracleがSun Microsystemsを買収したのも頷けるんですよね。
OracleがSun Microsystemsを買収したのも頷けるんですよね。